高知商工会議所などは7月7、12、19、26日の4日間、「4週連続トップバイヤーに学ぶ! 日経トレンディ×トップバイヤーによる講演&個別相談会」を開催した。同事業は平成23年から毎年開催しているもので、今年で6回目となった。初回はバイヤー1社から始まった同事業も、今回は12社を招聘(しょうへい)するほどに成長。参加事業者数も年々増えている。
今回は、日経BPヒット総合研究所、藤巻百貨店、東急ハンズ、明治屋、JALUX、伊藤忠食品、髙島屋などさまざまな業態のバイヤーが登場。基調講演と個別相談会の二部制で行い、第一部の基調講演では、各社バイヤーから、業界のトレンド、商品を選定する際の視点、業界動向などについての説明が行われた。第二部の個別相談会では、4日間合計で約100社がバイヤーと面談。各商品の優れている点や不足している点、気付いた点などのほか、売り方や見せ方などの提案も含めて、直接アドバイスを行った。
さらに、同所は相談会の翌日を利用して、バイヤーたちに県内にある優れた商品を扱う事業所を案内。この企画はバイヤーからも好評で、「高知には他県にない魅力を持ち合わせた商品がたくさんある」と評価を得た。
同所は、「今後ますます高知県の市場縮小が見込まれる中、バイヤーから直接ノウハウを学び、首都圏への販路開拓を実現していただければ」と話している。
最新号を紙面で読める!