大阪商工会議所が設置・運営している「大阪企業家ミュージアム」の来館者が12月3日、20万人を突破した。同ミュージアムは、企業家精神の伝承を通じ、次世代を担う人材を育成しようと、同所設立120周年を記念して平成13年6月5日にオープンさせたもの。館内では大阪を舞台に活躍した企業家105人の実績を、パネルやゆかりの展示物などで紹介する「常設展示」と、さまざまな形で企業家や企業家精神を伝える「特別展示」を行っている。
このたび来館20万人目となったのは、修学旅行の一環として同ミュージアムを訪れていた青森県立青森商業高等学校の2年生。生徒たちには記念品として、同ミュージアムが発行している漫画『企業家の人生に学ぶ』などが贈呈された。
同ミュージアムでは、来館者20万人突破を記念して2月12~21日、入館料無料ウイークを開催。さらに2月21日には記念講演会も実施する。同所は、「今後もミュージアムを通じて、志、挑戦、創意、やり抜く意志といった企業家精神を、より多くの方に知っていただきたい」と話している。
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