佐伯商工会議所(大分県)に事務所を置く「大分県技術・市場交流プラザ佐伯」は3月1日、「佐伯のラーメンマップ」と題したウェブサイトを新規開設。3月21日から東九州自動車道の佐伯IC~蒲江ICが開通し、7月1日~9月30日にJRグループなどによって行われる「おおいたデスティネーションキャンペーン」が実施されることから、同市では「味力全開!」をキャッチフレーズに周遊型観光を推進しており、その一助にと企画されたものだ。
市内には現在、約50店のラーメン店があり、しょうゆ豚骨のスープが主流。熱狂的なラーメンファンの間では、今まで交通が不便だったために独自の進化を遂げたラーメンとして人気も高い。毎年開催されているラーメンの祭典「東京ラーメンショー」の2013年の大会では第3位に輝いた。
サイトでは、ラーメンマップ制作委員会のメンバー自らが地道に食べ歩いた41店を掲載。移動先でも検索しやすいシンプルなサイトを意識して制作したこともあり、アクセス数の約7割がモバイルからとなっている。今後も随時掲載店舗を増やし、モバイルからのアクセスを意識したサイトを形成する予定だ。
制作委員会メンバーは、「同サイトが佐伯市を訪れるきっかけとなり、ラーメンファンの皆さんには佐伯のラーメンを食べ歩くツールとして役立ててほしい」と話している。
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