日本商工会議所は2月14~16日、地域の「おいしい」「たのしい」「あたらしい」食品を集めた共同展示ブース「ニッポンまるしぃ」を、幕張メッセで行われた「デリカテッセン・トレードショー2018」に出展した。(関連記事4、5面に)
今回共同出展した商品は、日商が全国の商工会議所・事業者と連携し、地域ならではの資源を活用した「食」の商品開発および販路拡大を支援する「地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト」で開発した逸品。長井(山形県)、いわき(福島県)、伊那(長野県)、福岡(福岡県)、伊万里(佐賀県)、八代(熊本県)、津久見、竹田(以上大分県)の8商工会議所から15事業者が地元で開発した食のオリジナル商品をPRし、販路開拓・拡大を図った。
長井は、地元産の菊芋を使った商品を出品した。菊芋は芋の主成分とされるデンプンがほとんど含まれておらず、低糖質・低カロリーであることから糖質制限やダイエットに適した野菜として注目されている。ブースでは飲み物に加える粉末や乾燥チップスを展示した。
福岡は、万能調味料「博多ニワカそうす」を出品した。博多ニワカそうすは、ソースのようなとろみと濃厚なうま味が特長で、これをかければ長時間煮込んだと思えるほど〝にわか〟に味が染み込む「時短」しょうゆだ。
ブースは普段見ることができない逸品を求め、多くの来場者でにぎわった。日商では引き続き、商談会のフォローアップとともに、実施プロジェクトへの支援などを行っていく。
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