~より強固なネットワークが「力」(POWER)となる~
本年度の日本商工会議所青年部には8つの委員会が設置された。吉田大助会長の思いをくみ取り、それぞれの委員会が一年を通して事業を構築。今号では、真木大輔(富山YEG)委員長が率いる日本ネットワーク委員会の事業にスポットを当てる。
日本ネットワーク委員会とは
各地域のYEGは、自己成長と自企業の発展、そしてそれを地域の発展へとつなげるために、日々のYEG活動に熱意を注いでいる。現在45道府県連413単会、3万3000人を超えるメンバーが在籍しており、その一人一人のつながりこそが、YEGならではの壮大なスケールメリットを生み出し、YEGの大きな「力」(POWER)となっている。それを根底で支えているのが「日本ネットワーク委員会」だ。
「日本ネットワーク委員会」は平成26年度に発足したまだ新しい委員会だ。発足初年度は、日本YEGに加盟している408単会(当時)すべての単会を1年間かけて訪問、意見交換を行った。27年度は、45道府県連を訪問。そして、28年度は、日本YEG出向者輩出単会をすべて訪問した。このように、日本中のYEGを訪問し、同志とのつながり・絆を求め、会長とともに全国各地をめぐる委員会となっている。
メリットを伝える役目
そして今年度の日本ネットワーク委員会では、全国の日本YEG未加入青年部(48単会)、さらには青年部未設置である商工会議所にスポットを当て、全国各地を訪問している。未加入青年部へは、単会会長および執行部との意見交換を行い、日本YEGの魅力やメリットをしっかりと伝え、知ってもらうことに重点を置いている。また、青年部未設置の商工会議所へは、会頭はじめ担当者との意見交換を行い、青年部がいかに地域の発展に寄与しているかという重要性をしっかりと伝えることが目的となっている。
それぞれの立場でそれぞれの思いがある中で、膝を突き合わせてお互いの思いや意見を交換することが「気づき」を生み、その「気づき」が心に刻まれ、人を動かす「力」となる。その「力」こそが、将来の日本YEGの「力」になってくれることを願い、委員会メンバー一丸となって現在も全国各地をめぐっている。
情熱でつなぐ絆
真木委員長は、「吉田会長の志のために、委員会メンバーが一丸となって頑張ってくれている。自分一人ではできないことも多い。心からメンバーに感謝している」と話し、チームワークの重要性、そして絆を強調。その情熱は委員会メンバーにも伝わっており、「吉田会長の思いを、真木委員長とともに形にするため頑張りたい」という声が委員会メンバーから上がっている。吉田会長の志の実現に向け、委員会メンバーの熱い絆を原動力に活動する、日本ネットワーク委員会の今後の活躍に期待したい。
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