10月下旬~11月初旬、各地の商工会議所が都内で物産展を開催。食や技など一押し商品をアピールした。
出水商工会議所(鹿児島県)は10月27日、出水市および同市内の鶴の町商工会と共に千代田区の霞が関ビルディングで、「鹿児島県出水市物産展いずみマルシェ」を開催。昨年に続き2回目となる今回は、出水ブランド「いずみさん」認定品のサツマイモようかん「出水ようかん」や「出水いもクッキー」をはじめ、鹿児島茶、タケノコ製品、みそ、赤鶏ラーメンなど人気商品を出品した。
会場にはビジネスパーソンら大勢が集まり、中にはリピーターも。名物は早めに完売するなど好評を得た。
瀬戸商工会議所(愛知県)は10月27~29日、瀬戸市と共に、若手9作家の工芸品を紹介する企画展「made in Seto~瀬戸ツクリテの手仕事~」を渋谷ヒカリエで開催した。瀬戸は焼きものをはじめ多様な工芸品や作り手を育んできたまち。同展は、将来有望な作家のPRや出展者の販路拡大を目的としたもので、瀬戸焼、ステンドグラス、木工製品を出展した。
今回、地元金融機関の協力を得て来場者や出展者へのアンケート調査も実施。今後の事業に役立てるという。
橿原商工会議所(奈良県)は10月31日~11月6日、秋葉原の日本百貨店しょくひんかんで、「万葉のおもてなし橿原(奈良県)フェア」を開催。店祖が豊臣秀吉に菓子を献上したという老舗・本家菊屋の伝統的和菓子や地元製薬会社の栄養機能食品、地酒、漬物などの特産品を販売した。
新たな名物として、奈良県生まれのイチゴ「古都華(ことか)」を使ったイチゴ農家の自家製アイスクリームも紹介。期間中4日間は、特産品が当たる抽選会も実施するなど、来店客にアピールした。
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