益田商工会議所青年部(島根県、益田YEG)は10日、「ますだスイーツグランプリ」を開催した。萩・石見空港の敷地内に設置した養蜜場でとれた「空港はちみつ」を使ったスイーツのコンテストだ。同空港の利用促進や、益田市の交流人口拡大などを目的として開催。グランプリには、同市内のイタリアンレストラン「Trattoria Stagione」の「蜂蜜レモンのジェラート」が選ばれた。
同コンテストの審査員として、同市在住者ばかりでなく、関東地方在住者も参加した。同空港の利用促進に加え、同市をSNSなどを通じてPRしてもらうことが狙いだ。関東地方在住の審査員は、1万円の参加費で、往復の飛行機代、宿泊代、食事代などを賄うことができた。定員を超える応募があったため、SNSの活用状況なども基準として審査員の選考を行った。
同YEGや益田商工会議所は、同空港の利用促進などを目的に10年ほど前から婚活イベントや企業説明会など各種事業を行っている。さらに同所は、各種事業の実施に加え、同空港と羽田空港間の航空便数の維持などに向けて要望活動も行っている。
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