滋賀県彦根市にある第三セクターの「夢京橋あかり館」が販売する「近江麻布ばすたおる」は、織物の名産地として有名な滋賀県の湖東地区でつくられた国産の麻バスタオルだ。地元の老舗織物会社である「近江織物」とのコラボレーションで生まれた。
麻の魅力は肌触りで、放湿性や吸湿性、熱伝導性は天然繊維の中で最も優れている。お風呂上がりの体を「拭く」というより「なでる」だけで水を吸うことから、綿のバスタオルにはない快適な使用感が特徴だ。畳んでもかさばらず、汗の臭いが付きにくいので、自宅だけでなく旅行やスポーツなどのときにも快適に使用できる。
審査委員からも「さらっとした肌触りがよい」「地元近江で伝統ある素材の麻を使った土産品は、地域をPRできる一品」「速乾性が感じられ、耐久性も高いとのことで、長く活用できるのではないか」と高い評価を得た。
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