日本商工会議所はこのほど、2018年度「全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞」の募集を開始した。観光振興大賞は、地域資源の掘り起こしと活用、人材育成によるホスピタリティーの向上など、地域の個が光り、他の範となる観光振興事業に取り組む商工会議所を顕彰することを目的に、08年度に創設。観光専門委員会の委員長と学識委員らによる一次審査を行い、通過案件については当該商工会議所からのプレゼンテーションによる最終審査を実施し、順位を決める。
受賞結果は、対外記者発表や日商の広報媒体(ホームページ、会議所ニュース、石垣など)による積極的な対外広報を行うほか、旅行事業者や専門家の紹介など、入賞案件の周知とブラッシュアップをサポートする。表彰式は11月5日に福島県会津若松市で開催する「全国商工会議所観光振興大会」で実施する。申し込み締め切りは6月29日となっている。
選考基準・表彰内容は次のとおり。
【選考基準】 ①独自性=地域資源・地域特性をどのように、どの程度生かしているか ②地域性=自治体や地域住民の協力は得られているか ③持続性=収益、入込客数など成果を残し、持続的か ④社会性=地域の課題解決、魅力づくりに役割を果たしているか ⑤国際性=国際的な取り組みであるか
【表彰内容】 ①大賞(1カ所) ②優秀賞(2カ所以内) ③きらり特別賞(数カ所) ④奨励賞(数カ所)
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