東京商工会議所杉並支部は5月31日、荻窪地区の魅力発信を目的としたタウンマガジン『ogibon(オギボン)』の第2号を発行した。JR荻窪駅や地元の商店などで2万部を無料配布している。
このタウン誌は、荻窪で働く30代中心の若手経営者7人が作製したもので、2週間ごとに編集会議を開き、まちの情報を持ち寄り共有してきた。
ターゲットは荻窪在住・在勤の30~40代の女性で、荻窪の良さを身近に感じてもらえるように、店を運営する「人」に着目した内容になっている。運営する人の顔を大きく載せ、どんな人がどのような思いで店をつくっているかを知ることができる。
荻窪は駅の乗降客数が多い割にまちのイメージが確立されておらず、中野や吉祥寺など人気のまちに挟まれていることから発信力に乏しい一面もあるという。集客力アップを目標に、オギボンは今後年2回のペースで発行される予定だ。
同支部は、「オギボンを通じてより深く荻窪の魅力を知ってもらいたい」と話している。
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