米国人歌手ファレル・ウィリアムスさんが歌う「HAPPY」に合わせて踊る動画の「福島版」が、福島商工会議所のホームページやYouTubeで公開され、44万ダウンロードを達成。市民の笑顔あふれる動画が、観た人も元気になると注目を集めている。
同所の観光・交流委員会の狩野安則委員長や会員企業が登場し、さらには小林香市長が子どもたちと楽しそうにサッカーをする様子も登場。市民約200人が出演している。
動画は、福島市出身のソーシャルメディアプロデューサー・熊坂仁美さんが中心となって制作した。昨年、東京から福島に拠点を移した熊坂さんは、福島の元気を発信しようと動画制作に乗り出した。お坊さんへの出演オファーがなかなか受け入れてもらえず苦労したと振り返る熊坂さんだが、「市長をはじめ、皆さんに快く受け入れてもらえて完成させることができた。福島は『人の良さ』が最大の魅力。出演者のたくさんの笑顔が、動画のダウンロードにつながっている」と感想を語る。
同所は、「市民の元気溢れる動画公開は、私たちもうれしく思っている。まちの魅力が引き出され、市民の笑顔が詰まっているので、福島から世界に元気を発信できれば」と話している。
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