広島商工会議所は10月17、18日の2日間、フランス・パリの中心部にあるオペラ地区で、広島県、広島市、東広島市、尾道市、熊野町などとともに広島フェア「C‘est bon JAKEN」を開催した。
同フェアは、「食」「ファッション」「観光」などをテーマに、パリ市民に広島の魅力をPRし、「広島ブランド」の価値向上につなげる目的で初めて実施されたもの。同県に拠点を置く28社が出展し、日本酒やご当地グルメ、伝統工芸品などを展示販売して広島ブランドを売り込むとともに、パリでのニーズや動向を探り、ビジネスチャンスを創出しようと取り組んだ。
フェアには約3000人のパリ市民が来場。現地メディア8社から取材を受けるなど注目を集め、にぎわいを見せた。中でも日本酒の試飲会や広島お好み焼きが好評で、フランス人の食への関心度の高さを実感する結果となった。
また、パリで活躍中の日本食シェフによるデモンストレーションや広島出身の人気料理研究家によるお弁当レシピの紹介、アイドルによるミニコンサートなど、ステージプロモーションも実施。さまざまな角度から広島の魅力を発信した。
同所は、「フランスの方々に広島の食をはじめ、多彩な魅力を知っていただけた。これを機会に広島に来ていただければ」と話している。
最新号を紙面で読める!