塩釜商工会議所青年部は、4月27日に「第31回しおがま市民まつり」を開催した。同まつりは、基幹産業である水産業の復興を図るとともに、公共団体や市民とのコミュニケーションを深め、また、志波彦神社、盬竈神社花まつりに奉仕することを目的としている。
当日は県内の各YEG、市内の団体、組合などが出店したほか、献血コーナーや防災コーナーを設置。JTと連携したエコステーションでは環境美化に努めた。
チビッコ広場では、輪投げやエアートランポリンで遊ぶ子どもたちの歓声であふれ、メイン会場のステージでは、地域の学生たちがブラスバンドの演奏やダンスを披露。そして、毎年恒例の大ビンゴ大会では、自転車や家電、すし券など豪華賞品を用意し、多くの参加者を喜ばせた。また、昨年に続き今年もプロレス団体「ZERO1」を招き、チャリティープロレスを実施。観客に元気と勇気を与えた。
さらに、毎年市民と一緒になって取り組む一大イベントとして実施している、地域の地場産品であるマグロを使った「ジャンボ鉄火巻き」づくりに挑戦。今年は全長60mの鉄火巻きを2回、総勢230人でつくりあげた。参加者には自らつくった鉄火巻きが振る舞われ、今年も好評を博した。
当日は晴天にも恵まれ、2万9000人が来場。同所は「わずか43人のメンバーで主催するのは困難ではあるものの、創意と工夫、勇気と情熱を持って、これからもこの事業を通して、地域に元気と活力を与えていきたい」と話している。
最新号を紙面で読める!