日本商工会議所の三村明夫会頭は8日、岩手県釜石市と大船渡市を訪問し、地元商工会議所との懇談会を開催するとともに、市街地の復興状況などを視察した。
釜石商工会議所との懇談会では、復興状況などについて意見交換。三村会頭は、「さまざまな課題が残されている。提言取りまとめやアピールなどを通して政府に支援を求めていきたい」と述べた。
大船渡商工会議所との懇談では、「商業が再建すると、一番大きな課題は販路開拓だろう。課題について伺い、政府などに政策提言として出すものがあれば、提言につなげていきたい」と語った。その後、駅周辺の土地区画整理事業、津波復興拠点整備事業の現場を視察し、復興の現状を確認した。