犬山商工会議所(愛知県)は7月31日、犬山地域に残る桃太郎伝説を観光資源として再活用するための策を練る「犬山地域桃太郎伝説に基づく地域ストーリー策定・検証事業推進委員会」を設置し、初会合を同所で開催した。同委員会は、同所や自治体、市観光協会、公共交通機関、旅行会社、地域プロデューサー、クリエーターなどで構成。地域が一体となってストーリーづくりを行い、観光振興を図る。
桃太郎伝説に着目したのは、犬山市を流れる木曽川沿いに伝説に由来する地名が点在しており、桃太郎が最後に姿を隠した所とされる桃山の社を移築した桃太郎神社は昭和初期に観光地として人気を博したことなどによる。
初会合に出席した同所の髙橋秀治会頭は、あいさつで「(桃太郎は)少々さび付いてしまったが、磨き直せば強い観光資源になる」と述べ、同事業に意欲を見せた。
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