日本商工会議所はこのほど、仲間とともに日商簿記の学習に打ち込む高校生の汗と涙のサクセスストーリーなどを追った新コーナー「簿記坂~のぼった先に見えるもの~」を商工会議所検定公式サイトに開設した(http://www.kentei.ne.jp/bokizaka)。
新コーナーでは、青春を簿記部に捧げる学生の地道な活動や、その成長を温かく見守る担当教員の声、各種大会出場者の活躍などとともに簿記教育の最前線をレポート。高校野球などマスコミに取り上げられる機会の多い華やかなスポーツ系に比べて地味なイメージのある「簿記」にスポットを当て、全国各地の簿記仲間の輪を広げていく。
「簿記坂」ではこれまでに、埼玉県立熊谷商業高校、滋賀県立八幡商業高校、栃木県立宇都宮商業高校の3校が登場。生き生きと簿記学習に取り組む高校生の青春を紹介している。第1回に登場した熊谷商業高校簿記部は、3年生の部員全員が日商簿記2級を取得し、さらに1級にも挑戦中。将来の夢についても「公認会計士として中小企業を支援したい」「教師として簿記を教えたい」など前向きで具体的な声が聞かれた。日商では、取材協力が可能な高校、大学、専修学校などを随時募集中。全国各地の簿記学習の振興を後押ししていく。
最新号を紙面で読める!