日本商工会議所の三村明夫会頭は8日、都内で開かれた「『選択する未来』シンポジウム」(内閣府主催)で基調講演を行い、「若い世代や次の世代が豊かさを得て、結婚し、子どもを産み育てることができるように集中して改革・変革することが必要だ」と強調した。
講演で、三村会頭は、自身が会長を務める経済財政諮問会議の「選択する未来」委員会において、50年後の日本の人口を1億人程度に維持することを提言し、政府方針として初めて明示されたことを評価。「人口急減社会について国民が危機意識を共有し、人々の意識が変われば流れを変えられる」との考えを示した。
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