児島商工会議所(岡山県)が事務局を務めるせんいのまち児島フェスティバル実行委員会は4月29日、30日、「第6回せんいのまち児島フェスティバル」を開催した。児島地域の活性化を図るとともに、同地域で盛んな繊維業の振興を目的として、毎年4月に開催している。
会場は「児島駅周辺エリア」「三白市エリア」「ジーンズストリートエリア」の3つに分かれ、各エリアで特徴的なイベントを実施。「児島駅周辺エリア」では民謡やバンドのライブなど各種イベントが開催され、「三白市エリア」では岡山県下の名産品・特産品の屋台が並んだ。「ジーンズストリートエリア」ではジーンズの製作体験に加え、「ベストジーニスト」のイベントなどを行った。
児島地域では、江戸時代から綿花の栽培が盛んに行われてきた。木綿の織りや縫製の技術が蓄積され、今なお発展を続けている繊維のまち。アメリカで生まれたジーンズが、児島地域において日本で初めて国産化されたという歴史を持つ。
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