児島商工会議所(岡山県)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮し、秋の恒例イベント「せんい児島瀬戸大橋まつり」を10月26日(デニムの日)に初めてオンラインで開催、同所ホームページ内に特設サイトを開設した。
同サイトでは、国産ジーンズ発祥の地として知られる児島のジーンズメーカーや学生服業者、全国シェアの大部分を占める畳縁(たたみべり)・帆布メーカーなどをカテゴリー別に掲載。そのほか、地酒や地元特産のタコをはじめとする海産物などの食品も販売し、地場産業の魅力ある製品をウェブで気軽にお取り寄せできる。
さらに今回は、従来の開催時には出店がなかった小規模事業者のメーカーも出店。また、伝統的なものづくりや美しい風景などを紹介する観光動画やユーチューバーが児島の魅力を紹介する動画なども掲載し、オンラインならではの催しがめじろ押しだ。
同所の細羽浩平さんは「児島の地場産業を少しでも元気にし、今回のイベントによってコロナ後に児島を観光するきっかけとなれば」との思いを語る。
同イベントは、来年1月14日まで。今月8日まではスペシャルウィークとして各社の目玉商品を特売する。
サイトは、https://kojima-sanpo.jp/senisai/を参照。
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