各地商工会議所を通じて集まった逸品を、東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、10月27日~11月2日に出店した坂出商工会議所の出品商品を紹介する。
坂出商工会議所は、一口サイズの燻製(くんせい)かまぼこ「お魚でつくった燻製!フィッシュナゲット」や、老舗和菓子店がつくるブランデーケーキ、カラフルな婚礼菓子「おいり」を販売した。坂出市は瀬戸大橋の四国側の玄関口に位置するまち。豊富な海の幸に、金時芋やオリーブ、塩など特産品も多い。
フィッシュナゲットは市内のかまぼこ製造販売・おがた食研が2019年に開発。瀬戸内産ハモや白身魚のすり身にオリーブの葉の粉末を練り込んだ燻製かまぼこだ。もっちりした食感で、味はサーモン、チーズ、スパイシーの3種類。お酒をたしなむ女性に向けて、魚の形の一口サイズにした。香川の新名物「骨付鳥」の味を再現した揚げかまぼこ「スパイシー骨付鳥味スティック」も販売。共に常温で180日保存できる。
ブランデーケーキ「夢無限」は、1893(明治26)年創業の和菓子店・増田ニコニコ庵の自信作だ。バターケーキに香り豊かな洋酒を加え、しっとりした食感が特長。その名称は、無限に開かれる坂出の未来をイメージした。また、同店は香川県西讃地域で結婚式の引き出物に使われる伝統の餅菓子「おいり」も販売。最近は、アイスクリームなどに添えると〝インスタ映えする〟と人気がある。
同所は今回、購入者にスマートフォンで答えられるアンケートを実施。今後の商品展開に役立てるという。
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