環境・エネルギー問題をテーマに
気仙沼商工会議所女性会は同所や全国商工会議所女性会連合会とともに、2020年度初めて企画した「小学生(環境・エネルギー問題)作文絵画コンクール」の入賞作品を発表し、昨年末に作品展覧会を行った。
このコンクールは気仙沼市内の小学生を対象に実施されたもので、コンクールを通して環境・エネルギー問題への関心を高め、大人と子どもがともにその重要性を再認識するきっかけづくりを目的としている。同女性会では、便利で快適になる一方で、地球温暖化やオゾン層破壊、森林破壊、酸性雨などの深刻な問題が進む私たちの生活を見直すことが必要であるという考えのもと、子どもたちの視点で、日頃から実践していることや思っていることを作文や絵画で表現してほしいと呼びかけていた。
集まった作品は市内小学校から作文の部に17点、絵画の部に12点。厳正な審査によって、最高賞の市長賞など、各部門5作品ずつの入賞作品が決定した。絵画作品は海洋ゴミ問題やリサイクルをテーマにしたもの、また、作文ではや再生可能エネルギーやエコバッグに関するものなど、身近な題材を子どもたちそれぞれの捉え方で表現する力作がそろった。
市役所ロビーで行われた展覧会では全作品を展示。多くの来場者が熱心に見入っていた。同女性会ではこうした働きかけによって、環境問題に対する地域の意識向上図りたい考えだ。
【女性会事業の情報をご提供ください】広報部(jcciishigaki1980@jcci.or.jp)へお寄せください。
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