日本商工会議所は3~5日、各地の特産品や観光商品の販路開拓・拡大を目的に、共同展示商談会「feel NIPPON春2021」を東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催した。
新型コロナウイルス感染防止対策を講じて実施した「第91回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2021」などと同時開催の会場には9万4000人超が来場。商談会では、美幌(北海道)、北上(岩手県)、新庄(山形県)、諏訪(長野県)、足利(栃木県)、小山(同)、船橋(千葉県)、佐原(同)、甲府(山梨県)、富士吉田(同)、草津(滋賀県)、大阪(大阪府)、三木(兵庫県)、大和高田(奈良県)、新見(岡山県)、北九州(福岡県)、唐津(佐賀県)、伊万里(同)、有田(同)、臼杵(大分県)、沖縄(沖縄県)の全国21商工会議所が「食」「技」「旅」のカテゴリーで地域資源を生かした商品をPRした。
各ブースには多くのバイヤーが訪れ、商工会議所職員や事業者と商談した。開催期間中の商談数は436件となり、そのうち22件が成約に至った。継続中の案件もあることから、引き続きフォローしていく。
日商は、全国の商工会議所と連携して、地域の小規模事業者などによる地域資源を活用した特産品や観光商品の開発、販路開拓などを支援するため、feel NIPPONと銘打ち、総合的な支援を展開している。今回の展示商談会はその一環。
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