コロナ禍での被害事例
2020年は新型コロナウイルス感染症の世界的なまん延に伴い、政府機関から日本の組織に対して感染症対策の一環としてニューノーマルな働き方の一つであるテレワークが推奨された。組織のテレワークへの移行に伴いWeb会議サービスやVPN(仮想専用ネットワーク)などの本格的な活用が始まった中、それらを狙った攻撃が観測されている。
在宅勤務中にウイルス感染、社内に拡大
20年4月、在宅勤務中の従業員が社有PCで社内ネットワークを経由せずに外部ネットワークに接続し、SNSを利用した際にウイルスに感染した。その後、当該従業員が出社した際に当該PCを社内ネットワークに接続したところ社内ネットワークにウイルス感染が拡大した。
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