イベントやセミナーも随時開催
大阪商工会議所は6月18日、全国の商工会議所に先駆け、SDGsの浸透を目的とした専用ウェブサイトを開設した(QRコード参照)。SDGsとは、国連が掲げた〝2030年までに持続可能な社会を実現するための17の目標〟のこと。「飢餓をなくそう」「住み続けられるまちづくりを」「海の豊かさを守ろう」などが掲げられており、2025年に開催される大阪・関西万博のテーマの一つにもなっている。しかし、具体的な対応策はまだ認知されていないのが現状だ。
同所は、SDGsにどう取り組めばいいのか分からないという会員企業の声を受けてサイトを開設、サイト上に日常の企業活動がSDGsにつながっているかどうかを3段階で自己評価できる「SDGs取り組み診断」を設けたほか、関西の6社2団体の取り組み事例などを紹介している。 また、SDGsに取り組むことが、ビジネス機会の拡大、新商品や新サービス、新規事業の開発、ブランド力の向上などにつながる可能性をアピールし、SDGsをテーマとしたイベントやセミナーも随時開催する方針だ。その第1弾として、8月23日には吉本興業と連携した「SDGs吉本新喜劇」を同所で上演。会場周辺ではSDGsを実践する企業・団体の関連商品販売や活動紹介を行う。
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