釧路商工会議所青年部(北海道、釧路YEG)は2月6日から14日まで、釧路川耐震リバーサイド地区に8色の照明と音楽で演出した屋外スケートリンク「くしろウインターパーク」を開設した。〝氷都〟といわれる釧路の地域特性を生かしたスポーツツーリズムを推進するとともに、新たな産業創出を目指して企画。「光と音のエンターテインメントリンク」をテーマに約30メートル×15メートルのリンクを造成した。
また、スポーツを通じて地域活性化を目指す東北海道スポーツコミッションとの連携により会場に隣接して幅約2メートル、全長100メートルの周遊型リンクも設置、幼稚園児らの絵が描かれたペットボトルランタンで彩られた。
会場では入場者への検温をはじめ新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、点灯式やフィギュアスケートアイスショーなどを実施。釧路町発祥の「長靴アイスホッケー」やアロマ水を使った北欧のサウナ入浴法「ロウリュ」の体験、氷上綱引き大会などの参加型イベントも行った。グルメブースも設け、温かい飲み物などを販売した。
同事業は連日好評で、親子、カップルから高齢者まで9日間で延べ3724人が来場。2259人が滑走した。担当者は「滑走者数が目標の1500人を超え手応えを感じた。SNSの投稿で、来場者数が一気に増えたのが印象的」と話している。
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