女性会創立60周年記念事業として
高松商工会議所女性会は創立60周年を記念して、高松市に5基のベンチと桜の苗木2本、合計150万円相当を寄贈した。同女性会は、3月5日に創立60周年を迎えたが、開催を予定していた記念式典と祝賀会については、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となった。これに代わる記念事業として企画されたのが、ベンチと桜の苗木の寄贈である。
2月15日に行われた目録贈呈式には、岩﨑敬子会長をはじめ役員ら6人が高松市役所を訪問し、大西市長へ目録を手渡した。
5基のベンチは、史跡高松城跡にある玉藻公園内の和船などが眺められる場所に設置された。利用者からは「景色のいいところにあるので散策後の休憩も気持ちがいいです」など、喜びの声が届いているという。また、桜の苗木は2022年2月に公園内の「桜の馬場」に植えられる予定となっており、地域の桜の名所として知られる場所に女性会が寄贈した桜の木が加わることになる。岩﨑会長は、「高松市民の憩いの場として、パワースポットのような位置付けで、お年を召した方から若者まで大勢の方々に来ていただき、玉藻公園を盛り上げていただきたいです」と話している。
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