販売士検定 ネット試験方式に移行 随時実施で利便性向上
日本商工会議所はこのほど、「リテールマーケティング(販売士)検定試験」を随時施行が可能なネット試験方式(CBT方式)に変更することを発表した。試験実施から採点、合否判定までをインターネットに接続されたパソコンを活用して実施。7月28日から新方式により試験を開始する。
リテールマーケティング(販売士)検定は、これまで全国統一の試験日にペーパーによる試験で実施していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、昨年7月の試験は検定創設以来、初めて中止。多くの学習者が受験機会を喪失する事態となった。
日商では、新型コロナウイルス感染症や近年頻発している自然災害などによる施行中止のリスクを回避し、受験者への安定的かつ継続的な受験機会の提供などを目的に、ネット試験方式に全面移行を決めた。
最新号を紙面で読める!