京都商工会議所の食品・名産部会はこのほど、5月に開催予定だった部会員交流会「第13回食のつどい」における企画「学生献立メニューグランプリ」および「伝統工芸品新商品開発企画コンペ」の受賞者の表彰式を開催した。
同交流会は、毎回テーマを設けてスペシャルディナーを提供し部会員らに好評。今回は、緊急事態宣言の発出により中止としたことから、グランプリを獲得したメニュー、商品を披露するため表彰式を開催することとした。
学生献立メニューグランプリは、京都調理師専門学校との連携による取り組みで、同校の学生が考案した「食のつどい」の前菜メニューを審査しグランプリを決定するもの。今回は、低温調理したサーモンにワサビの風味が効いたソースを合わせた「サーモンの低温調理と緑野菜のクーリ」が受賞した。
また、伝統工芸品新商品開発企画コンペは、京都出身のタレント、安田美沙子さんの監修の下、「SDGsの時代にこどもたちに使わせたい道具を伝統工芸の力で」をテーマに、同部会員から子ども用品を公募。母親目線で選定し、グランプリに「友禅硝子皿こども用」、審査員特別賞に「モダン背守りチャミュレット(子どもの健やかな成長を願う風習にちなんだチャーム)」を決定した。
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