「もったいない」を「ありがとう」へ
山口商工会議所女性会は、生活困窮者などへの食料支援に取り組むNPO法人フードバンク山口に、会員から寄せられた約3万円の寄付金を、手づくりの募金箱とともに贈呈した。
同女性会では、一昨年度、同法人の今村主税理事長の講演を聞き、「もったいない」を「ありがとう」に変える助け合いの仕組みづくりの趣旨に賛同。同法人が取り組んでいる専用のポストを置いて未利用の食品を集め、必要としている団体や家族に届けるという食料資源を有効に活用し、食品ロス削減につながる活動を支援することに決めた。
具体的な活動は、会員の定例会や役員会の会場に募金箱を置いて、寄付を募り、まとまった金額になると、寄付金を届けている。募金箱は、沓野優紀副会長が手づくりしたオリジナルだ。
同女性会の髙山満里子会長は、「女性会の継続事業として、支援活動を続けていきたい」と話す。今後、食料品の詰め合わせ作業の協力も定期的に支援する。
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