各地商工会議所を通じて集まった逸品を、週替わりで東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、10月19~25日に出品された甲府の〝自慢の逸品〟を紹介する。
甲府商工会議所は、7月の出展に続き、戦国武将武田信玄公の生誕500年をPRする記念商品や山梨の郷土料理「ほうとう」を出品した。
山梨の代表銘菓である桔梗屋の「桔梗信玄餅」には黒地に桔梗柄の「信玄公生誕500年記念パッケージ(6個入り)」が登場。また丹波種の黒大豆を使用したきなこやアカシア蜂蜜を加えた黒蜜など材料にこだわった新製品「プレミアム桔梗信玄餅吟造り(2個入り)」、どら焼きに餅が入った「桔梗信玄餅どら」や「桔梗信玄餅最中(もなか)」も販売した。同じく代表銘菓でうぐいすあんのあんこ玉を黒糖ようかんで包んだ澤田屋の「くろ玉」もブースに並んだ。
ほうとうは、平打ち麺に季節の野菜や肉を加えみそで煮込む料理。「信玄公の隠し湯」から名前をとった「かくし甲斐路印 生ほうとう」(有川商事)は、麺に添加物や食塩を使っておらず常温で長期保存できるのが特徴だ。特製みそ付きで地元の味を楽しめる。
500円以上の購入者にはボトル詰めの甲府の水道水「甲府の水」や風林火山の文字がデザインされたティッシュのプレゼントも実施した。今年1年、甲府ではまちを挙げて信玄公生誕500年をPRしており、同所も11月3日に甲斐善光寺で「信玄公生誕五百年の法要」を実施。その模様は、YouTubeで配信している(https://kofucci.or.jp/news/20211104/参照)。
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