日本商工会議所は3月17日に開催した通常会員総会で第134回の表彰を行った。
総会では商工会議所に功労のあった役員・議員1505人、職員155人を表彰。「組織強化表彰」では、組織率向上に業績のあった黒石(青森県)など18商工会議所、会員数増加に業績のあった苫小牧(北海道)など18商工会議所、高組織率に業績のあった花巻(岩手県)など18商工会議所がそれぞれ表彰された。
財政基盤強化表彰では根室(北海道)など18商工会議所を表彰。他の範となる事業を展開した商工会議所を表彰する「事業活動表彰」10件のうち、新型コロナウイルス感染症ワクチンの中小企業への共同接種では213商工会議所を表彰した。
このほか、事業活動表彰では、いわき(福島県)の「地方公共団体・金融機関と連携した経営計画改善シートの策定と経営支援体制の構築」、さいたま(埼玉県) の「民間企業と連携しワンストップのデジタル化支援」、町田(東京都)の「デジタルマンツーマン支援事業」、豊田(愛知県)の「中小製造業の技術支援・ブランド化・販路開拓の伴走支援」、福井の「民間主導のエリアマネジメント活動によるまちなか再生」、鯖江(福井県)の「マーケティング拠点の開設と越境ECのワンストップサービス」、北大阪(大阪府)の「クラウドファンディングを活用した商品開発と環境保全のプロジェクト」、姫路(兵庫県)の「姫路経済研究所による調査研究事業」、米子・境港(鳥取県)の「共同商談会の開催によるビジネスチャンス創出事業」の9件が表彰されている。
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