観光庁は11月25日、全国を対象とした観光需要喚起策「全国旅行支援」を年明け以降も実施することを発表した。これまでの全国旅行支援の制度を基本に、旅行需要の急激な変動の緩和を図る観点から割引率などの制度を見直した上で実施。制度の開始時期については、感染状況の動向を踏まえ、改めて発表する。なお、現在実施中の全国旅行支援の対象期間は、12月27日宿泊分(同月28日チェックアウト分)まで。
年明け以降の割引率は20%。割引の上限額(1泊当たり)は、鉄道、バス、タクシー・ハイヤー、航空機、フェリーなど交通付き旅行商品で5000円、旅行先の飲食店などで使用可能なクーポン券などについては平日2000円、休日1000円とする。
また、同庁は、全国旅行支援の実施に伴い旅行需要の平日への分散化を図るため観光関連事業者(旅行、宿泊、交通事業者)と連携して実施している「『平日にもう一泊』キャンペーン」の特設サイトを開設。サイトは平日向けのお得な旅行商品を一元的に閲覧・検索できるもので、活用を呼び掛けている。
詳細は、下記URLを参照。
全国旅行支援について ▶ https://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000571.html
「平日にもう一泊」キャンペーン特設サイト ▶ https://onemore.nihon-kankou.or.jp/
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