日本商工会議所は2月15~17日、地域資源を生かした地場産品や観光商品を集めた共同展示商談会「feel NIPPON 春 2023」を東京ビッグサイトで開催した。同展には、過去最多となる34道府県の70商工会議所が参加。3日間で約23万人が訪れた「第95回東京インターナショナル・ギフト・ショー」と同時開催の「第33回グルメ&ダイニングスタイルショー」内で、地域発の「食」「旅」「技」の商品を広くアピールするとともに、販路拡大に向け、地域商材に興味のある大手小売店や専門店などのバイヤーとの活発な商談が行われた。
期間中の商談件数は1890件、見積もり依頼件数2036件。会期中の成約は97件、継続案件も1613件に上った。出展者からは、「今後につながる商談や問い合わせは30件以上」「香港など外国のバイヤーともコンタクトできた」などの声が寄せられている。
また、「グルメ&ダイニングスタイルショー」新製品コンテストでは、岡山商工会議所ブースの南インド料理専門店パイシーパイス「岡山県産青バナナと国産牛すじのパイシーケララカレー」がフード部門のグランプリを受賞。大阪商工会議所 ブースの有限会社ラパン「グルテンフリーカヌレ」が審査員特別賞を受賞している。
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