日本販売士協会(日販協)はこのほど、パナソニックコンシューマーマーケティング株式会社(PCMC)の九州支社(福岡市)と関西支社(大阪市)が、2月15日にリテールマーケティング(販売士)検定の団体受験を実施したと発表した。当日は、九州支社では20人、関西支社では16人が受験。企業内での団体受験は同社が2例目、複数拠点での同日実施は全国初となる。
同社は2級販売士資格を会社公認資格に位置付けて全社員の取得を目指しており、社内で販売士講座「米林塾」を12年にわたり開催している登録講師の米林一郎氏(PCMC量販店部門人材育成責任者)が、講座スケジュールに合わせて試験日を設定できる団体受験のスキームを活用して企画。米林氏は、実施の成果に手応えを感じており、今後も団体受験制度の活用を続けていくとの考えを示している。
団体受験は、各地商工会議所から試験施行機関としての認定を受け、1回当たりの受験者数が人以上などの要件を満たせば実施できる。
団体受験の詳細は、https://www.kentei.ne.jp/retailsales/dantaiを参照。
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