福江商工会議所(長崎県、清瀧誠司会頭・神田商会)はこのほど、「五島版 RE100(Renewable Energy 100%)」に市内の11事業者・団体を新たに認定し、今後5年以内に事業に必要な電力を風力や太陽光が主力の100%五島市産の再生可能エネルギーにする宣言を行った。「五島版 RE100」を開始した2021年度には、16事業者・団体が参加。今回、ホテル、建設会社、ゴルフ場や五島の地場産業である水産加工事業者、椿油関連事業者、IT関連事業者などの宣言により、市内で27事業者・団体の参加となった。
11 事業者・団体の基準年(21もしくは 22年度)1年間の電力消費実績は約1.6ギガワット、CO₂排出量は674トン。五島市に本社を置く小売電気事業者、五島市民電力株式会社から再生可能エネルギー発電由来のJ-クレジット(温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度)または非化石証書を割り当てた五島産電気の供給を受けることで、電力由来のCO₂排出量をゼロにしていく。
4月27日に行われた授与式で同所の清瀧会頭は、「この認定を機会に脱炭素化を企業のイメージアップの一つとしてPRし、企業活動に活用してほしい。これからも取り組みを広く周知し、1社1社の認定を継続的に行っていきたい」と話す。
詳細は、https://www.fukue-cci.org/contents/goto_re100/を参照。
(画像:「五島版 RE100」に新たに11 事業者・団体が参加)
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記事提供: 日本商工会議所
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