特許庁はこのほど、意匠制度のガイドブック「みんなの意匠権 十人十色のつかいかた」(第2版)を発行した。
ガイドブックでは、10人の仮想人物が登場し、4コマ漫画を用いたストーリー仕立てで制度を紹介。意匠制度の基本やメリット、さまざまなビジネスの実情に合わせた活用方法、出願書類の準備や手続きの基本などを分かりやすく解説している。
具体的には、「模倣被害に備えて、応募する製品やヒットを狙う商品を漏れなく権利化したい」「意匠権を取得して競合他社をけん制し、侵害への対処機会を減らしたい」「店舗やWEBサイトなどの顧客との接点を意匠権で保護し、ブランド形成に役立てたい」「従業員の努力の結晶を権利化し、さらなる創作意欲向上につなげたい」などの10件の活用事例と共に制度の概要と手続きを説明。各種ガイドライン・役立つ資料・支援ツールと相談窓口、各地域の支援などの一覧も掲載している。
詳細は、https://www.jpo.go.jp/system/design/gaiyo/info/minnano_ishoken.htmlを参照。
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