全国商工会議所女性会連合会(全商女性連、藤沢薫会長)は3日、「創立50周年記念式典・第50回岩手総会」を岩手県盛岡市内で開催し、全国308女性会から約1400人が出席した。会合では、今年が全商女性連創立50周年、そして、商工会議所創立140年の節目の年であることから、女性会の果たすべき使命を改めて認識し、持続可能な経済成長に向け、地方創生の実現に貢献していくことなどが盛り込まれた「岩手宣言」を採択した。
主催者を代表してあいさつした藤沢会長は、「地域の女性リーダー役として、各地域の女性活躍をけん引するとともに、一人一人が輝く女性経営者団体として、さらなる活動を展開していこう」と全国の女性会メンバーに呼び掛けた。引き続きあいさつした日本商工会議所の三村明夫会頭は、「地域を支える企業や人材づくりを強力に後押しする各地女性会の活動は、わが国の経済成長を支える重要な基盤」と指摘。「各地域の女性リーダー役として、積極果敢な活動を展開してほしい」と期待を寄せた。
会合ではその他、第17回女性起業家大賞や全商女性連表彰の授与式などを実施。最後に次回の開催地である鹿児島県のメンバーが、来年9月に行われる「鹿児島全国大会」への参加を呼び掛けて大会を締めくくった。
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