宮古島商工会議所(沖縄県)に事務局を置く実行委員会は10月27、28日の2日間、「第41回 宮古の産業まつり」を開催した。会場は、昨年に続き宮古空港にも近いJTAドーム宮古島で、延べ2万1000人の来場客が訪れ、にぎわいを見せた。
「出会い、ふれあい、感動! みゃーくぬすぐりむぬ」をテーマに開催している同イベント。みゃーくぬすぐりむぬ(=宮古の優れた物)が一堂に会するとあって、市民はもちろん観光客にも人気があり、66の事業所や団体が出店した。特産品・泡盛・工芸品などの展示販売やファッションショーのほか、宮古上布の織物体験、ミニ畳づくり体験といった体験コーナーも充実。実際に会場内でサトウキビを搾汁し、煮る・攪拌(かくはん)の工程を経たできたての黒糖が無料配布された。また、同市と交流のある5都市の出店や、同所青年部による「宮古牛カレー・宮古牛そば」の販売もあり、来場客は試食と買い物を楽しんだ。「終始和やかなムードでヒト、モノ、コトとの出会いを楽しめるイベントとなった」と、担当者も喜びを語った。
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