下諏訪商工会議所(長野県、小林秀年会頭・イングスシナノ)女性会(長崎万史会長)はこのほど、地元特産の果物・マルメロを使ったスイーツ「女神の湯玉」を開発した。マルメロはカリンに似た果実で、その実は堅く、生で食べられないため、地元ではジャムなどに利用されている。同女性会ではビジネスコミュニティ型補助金を活用し、マルメロの味わいを生かせるスイーツづくりを模索。半年以上かけて果汁やゼラチンを使用したギモーヴ(生マシュマロ)を完成させた。パッケージでは、商品名の由来である下諏訪温泉の伝説を紹介した。太古の昔、女神が化粧に使うお湯を湯玉にし、綿に包んで置いた所から温泉が湧き出した、というもの。「女神の湯玉」は地域のイベントで販売したほか、みやげ店や宿泊施設、観光施設などで販売を予定している。1箱800円(税別)。
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記事提供: 日本商工会議所
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