多摩商工会議所(東京都、伊野弘明会頭・和田屋伊野商)は、未来を担う子どもたちに貴重な宇宙桜を知ってほしいとの願いから、このほど宇宙桜植樹10周年記念誌『宇宙桜~宇宙を旅した桜たち~』を作成し、多摩市および多摩市教育委員会を通じて、市内の小中学校と図書館に500部寄贈した。
宇宙桜とは、2008年11月、若田光一宇宙飛行士が日本全国14カ所で市民や子どもたちが採取した日本の桜の種をスペースシャトルに搭載して宇宙に持っていき、翌年7月に若田宇宙飛行士とともに地球へ帰ってきた後、10年前に多摩市内の都立桜ヶ丘公園に植樹された桜のこと。同公園には5種類もの宇宙桜が植樹されており、現在、市のシンボルになっている。
寄贈に先立ち多摩市役所で開催された「宇宙桜植樹10周年記念誌贈呈式」では、伊野会頭より阿部市長に目録と記念誌が贈呈され、同市長からは10年前に都立桜ヶ丘公園で開催された「宇宙桜植樹祭」の時の思い出などを語る中で謝辞があった。
本事業の詳細は、https://www.tamacci.or.jp/sakura_project/index.htmlを参照。
記事提供: 日本商工会議所
最新号を紙面で読める!