姫路商工会議所(兵庫県)はJTBと協力して実施している市内事業者向け越境EC活用支援事業への参加企業を募集している。本事業は海外販路開拓のために、初めて越境ECを活用し、外国人向けに自社商品を販売したい事業者向けに実施するもの。
今回同所が連携するのは、国内最大規模の海外向け購入サポートサイト「Buyee(バイイー)」の中にある、JTBが運営するサイト「47storey(フォーティーセブン)」。「Buyee」運営会社は複数のサイトを運営しており、世界116の国と地域へのサービスを展開し、478万人以上の日本ファンを抱えている。また、その中にある「47storey」は、事業者負担ゼロの初心者向け越境EC支援サービスであり、多言語対応・海外配送・カスタマーサポートなどを事業者が負担しなくてもよいような仕組みになっている。2023年度に運営を開始し、全国の「地域ならでは」の逸品を販売しているところに特徴がある。同事業は、この「47storey」の中に姫路特集を設け、事業者情報をひも付けられるようにするもの。
対象事業者は、すでに自社ECサイトやネットショップを運用していたり、ECプラットフォームに出店していたりする、「47storey」に登録できる事業者。すでに食料品や日用品などの分野で、28社が参加申し込みをしている。
同所担当者は、「同事業では、サイトへの商品掲載など、専門業者によるワンストップの支援が受けられて、テストマーケティングにも活用できる。入門的な位置付けとして、コストをかけずにチャレンジしたい方々の海外販路開拓を後押しし ていきたい」と話している。
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