独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)はこのほど、スタートアップの知財戦略の構築を支援する「知財アクセラレーション事業(IPAS)」の参加企業の募集を開始した。同事業は、これまで特許庁が実施していた事業を今年度からINPITが引き継いだもので、事業の移管に伴い今年度から応募は常時受け付け、採択は年2回となる。
募集対象は創業期のスタートアップ。支援内容は、ビジネス、知財の専門家からなるチームが適切なビジネスモデルの構築とビジネス戦略に連動した知財戦略の構築について約5カ月、10回程度のメンタリングを実施する。
なお、同事業の支援事例を紹介した「IPAS2023成果事例集」を特許庁が今年6月に公開しており、INPITは応募を検討する際の参考として紹介している。
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