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井原デニム、地域団体商標に 価値高め知名度向上へ

「井原デニム」製品とロゴ。3月3日に井原駅前広場などで開催される「いばらデニムまつり」では多くの製品がそろう

井原商工会議所(岡山県)は2月1日、地域ブランド「井原デニム」が特許庁の地域団体商標に登録されたと発表し、同月18日に伊達一海専務理事らが井原市役所を訪れ、大舌勲市長に報告した。

井原デニムは、同市で織布したデニム生地を用い、同所、備中織物構造改善工業組合、井原被服共同組合などでつくる井原デニム審議会に認定された製品だ。現在60製品が認定されており、井原鉄道井原駅構内のデニムストアで販売されている。井原の綿布生産は江戸時代に始まり、明治時代に国産デニムのルーツとされる「備中小倉織(裏白)」を生産、1960年代以降は厚地織物の生産・縫製技術を生かしてデニム生地とジーンズの生産を始め、OEM(相手先ブランドによる生産)で発展してきた。

同所はデニム製品と井原の知名度向上を目的に、2017年10月に井原デニムの地域団体商標登録を申請。同時に井原デニム審議会を設立し、ブランド認定や情報発信を行ってきた。最近では兵庫県豊岡市の「豊岡鞄」など他の地域ブランドとのコラボレーションも推進している。今回、デニムの「D」と井原の「井」を組み合わせたロゴマークも認可され、同所は今後、PRや事業者の販路拡大支援にさらに注力していく。