福井県商工会議所連合会(八木誠一郎会長・福井商工会議所会頭)と福井県事業承継・引継ぎ支援センターはこのほど、地域住民に愛されながらも後継者不在や資金繰りの問題などで閉店を余儀なくされる老舗や名店の存続を支援しようと、「~未来に残したい福井の老舗・名店プロジェクト~『福井うめぇ店(名店)』」を開始した。プロジェクトでは、SNSを活用し、「未来に残したい老舗・名店」を問う県民アンケートを実施(8月30日まで)。アンケートの結果と商工会議所、商工会の経営指導員の推薦により重点的に支援すべき店を選定し、各店にアプローチして経営課題を掘り起こし支援する。具体的には事業承継の問題については福井県事業承継・引継ぎ支援センターが後継者探しやM&A希望者とのマッチングなどを行い、資金繰りなど一般の経営相談については商工会議所、商工会が相談に応じた伴走支援を行う。
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