NHKはこのほど、2021年の大河ドラマの主人公に、日本における商工会議所の創設者である渋沢栄一を採用したことを発表した。タイトルは「青天を衝け」。現在の埼玉県深谷市に生まれ、生涯に約500もの企業に関わった「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一の生涯を描く。
この発表を受け、渋沢栄一のPRに向けた連携協定を交わした東京商工会議所、深谷商工会議所などは(7面参照)、連名でコメントを発表。「NHK大河ドラマでの放映が最大の目標になっていたため、このたびの発表は感慨もひとしお」と喜びを語り、「この大河ドラマの放映を通じて、『日本資本主義の父』ともいわれた渋沢翁の『道徳経済合一説』などの思想が広く国民に普及することを期待する」と述べた。
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