京都商工会議所(塚本能交会頭・ワコールホールディングス)、大津商工会議所(滋賀県、河本英典会頭・綾羽)、奈良商工会議所(小山 新造会頭・小山)は連携して広域観光プランを開発した。同事業は大阪・関西万博の開催などで関西に注目が集まっている中、観光客の誘客と各地の魅力発信を目的に実施する。
京都商工会議所は、10月9、10日、11月6、7日、2025年1月17、18日、2月7、8日、3月14、15日の10日間に旧富岡鉄斎邸での茶香服体験を実施する。茶香服は鎌倉時代以降、上流の公家や武家社会で広まったお茶の飲み当て遊びで、参加者は日本茶の奥深い世界を堪能できる。
大津商工会議所は、150年以上の歴史を誇る伝統的な藤三郎紐(とうざぶろうひも)を使った組紐アクセサリーづくり体験を実施する。体験場所は実際の作業場で、江戸時代から使われ続けている国内唯一の組紐機械や昔ながらの手法で紐を手繰る職人の技術を見学できる。
奈良商工会議所は、10月26日、11月1、8、9日に世界遺産である薬師寺の通常公開されていない西塔内陣を特別に見学できるツアーを実施する。また、薬師寺創建当初からまつられている本尊を見学し、僧侶による特別祈願を行う。
詳細はhttps://www.kyo.or.jp/kyoto/ac/news_121885.htmlを参照
記事提供: 日本商工会議所
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