各地商工会議所を通じて集まった逸品を、週替わりで東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」が好評開催中だ。店舗で販売された人気商品の「こだわり」に迫る。
白河商工会議所は、白河市の名産品であるだるまをデザインしたパッケージのコメ「白河産コシヒカリ」やこうじをたっぷり使った「田舎みそ」、地酒、老舗菓子店の銘菓などを出品した。同市は城下町として栄えた歴史を持ち、豊かな自然に恵まれたまち。白河産コシヒカリは、その肥沃(ひよく)な大地と豊かな水に育まれた自慢のコメだ。新米5キログラムパッケージとキューブタイプ(2合)を販売した。
田舎みそは、江戸時代後期に「醤油(しょうゆ)屋」として創業した醸造所がこうじにこだわって製造した昔ながらの「十合米こうじみそ」。米こうじによる自然の甘さが塩味を包み、独特のまろやかな風味を出している。塩田で天日乾燥したにがり分のある塩を使った「天塩みそ」や冬に仕込んで2年間熟成させた「二年もろみ醤油」なども販売した。
また、築100年を超える土蔵内で熟成させた純米酒「陣屋」をはじめ、炭酸が自然に湧き出る「和マッコリ霧の華」を紹介。無添加、非加熱の生の酒でアルコール度数8%と飲みやすく好評だ。
白河土産の定番で大粒の栗が入ったまんじゅう「白河だるま」やスポンジ生地にフレッシュバタークリームと刻みチーズを挟んだ「白河の月」、福島県の特産品のモモ「あかつき」を使ったジャム「ももれーど」、福島県産大豆をペースト状にした「だいずくりーむ」などもPRした。
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