福井商工会議所(八木誠一郎会頭・フクビ化学工業)はこのほど、7月1~10日まで実施した「2024年度 夏季賞与支給に関する調査」の結果を公表した。
本調査は同所会員企業から1000社を無作為抽出してWEBから回答を得たもの(回答社数353社、回答率35.3%)。
調査によると「夏季賞与を支給する」企業は76.3%、支給しない企業は23.7%で前年度(23年度)とほぼ同じ割合となった。規模別では「支給する」と回答した小規模事業者が57.7%で、小規模事業者以外の91.0%と比べると30ポイント以上の開きがあった。
平均支給額は、41万5626円(平均支給月数は1.7カ月)で、前年度の平均支給額39万5594円(平均支給月数1.6カ月)より、2万32円の増加となった。業種別の平均支給額は「商業・サービス業など」が43万2370円と最も高く、増加額は「建設業」の2万9027円が最も高かった。
支給額増加の理由は「所定内給与が増えたため(賃上げ、ベースアップ、定期昇給)」が52.1%、次いで「人材各所・従業員定着のため」が43.8%、「業績が伸びた(回復した)ため」が38.9%の順となった。
記事提供: 日本商工会議所
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