田辺商工会議所(和歌山県、金谷清道会頭・カナセ)に事務局を置く実行委員会は10月4、5日の二日間、弁慶まつりを開催した。
歴史上の人物“武蔵坊弁慶”の生誕の町といわれる田辺市。その弁慶ゆかりの世界遺産・闘鶏神社や扇ヶ浜などが同祭りの会場となっている。4日夜には「演劇・弁慶伝説」が闘鶏神社境内の特設ステージで上演され、詰めかけた観客を魅了した。
5日は午前10時からメイン会場の扇ヶ浜で鬼若太鼓の演奏のほか、物産テント市と「紀州弁慶よさこい踊り」もスタートした。
物産テント市では多くの飲食テントが並んだ。扇ヶ浜の特設ステージではコンテスト形式のよさこい踊りが行われ32チーム約700人が参加。同日夕刻にはスポットライトに照らされて「紀州弁慶よさこい踊り」の決勝戦が行われ、華麗な演技が披露された。
また、実行委員会は「弁慶まつりポスターコンテスト」も併催し、市内幼稚園、小中学校から33点の応募があった。受賞作品は、同まつり期間中を含む9月26日から10月14日まで市内ショッピングセンターに展示され、同まつりをPRした。
記事提供: 日本商工会議所
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