経済産業省は12月16日、第14回「キャリア教育アワード」の受賞企業・団体を発表した。同表彰制度は、子どもや若者の社会的・職業的自立に向けた資質・能力を育成する「キャリア教育」において優れた取り組みを行っている企業・団体などを表彰するもの。大企業、中小企業、コーディネーターの3部門で審査する。
今回は、最優秀賞である経済産業大臣賞3件(うち1件は大賞)、優秀賞8件、奨励賞3件が選ばれた。
中小企業の部の最優秀賞は茂原商工会議所(千葉県)が受賞した。同所の取り組みは、県立茂原高校の1年生が「総合的な探究の時間」を利用し地元企業と連携してまちの活性化を模索する「茂高街塾」の支援だ。同所は生徒と会員企業との間を取り持ち、座談会の開催やインターンシップの受け入れなどで協力している。大賞には、パナソニックホールディングス株式会社(大企業の部)が輝いた。
また、経産省が文部科学省と共同で実施している第13回「キャリア教育推進連携表彰」も同時発表。最優秀賞(むなかた子ども大学、福岡県)をはじめ優秀賞など7件が受賞した。
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